東京株式(寄り付き)=売り先行、米中貿易協議への期待感後退と欧州景気への懸念も

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
         8日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比240円安の2万510円と続落。

 前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに軟調で東京市場でもリスク回避の売りが優勢。米中貿易協議の進展に対する期待が足もと後退したことや、欧州で景気減速懸念が再燃していることで市場心理が弱気に傾いている。3連休前の週末で持ち高を減らす動きも想定され、日経平均は下値模索の展開を余儀なくされそうだ。一方、下値では日銀のETF買いなどへの期待もあり、売り一巡後に下げ渋ることも予想される。なお、きょうはオプションSQ算出に絡み全体売買代金は通常より膨らむ見通し。

 寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで特に目立つのは証券、石油、機械、鉄鋼、保険など。

出所:minkabuPRESS 株式情報
      

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