ダウ平均は300ドル超の続落 世界経済や米中協議への懸念再び=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
        NY株式7日(NY時間11:57)
ダウ平均   25048.88(-341.42 -1.34%)
ナスダック   7254.46(-120.82 -1.64%)
CME日経平均先物 20525(大証終比:-195 -0.95%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均が大幅続落。ダウ平均の下げ幅は一時364ドル安まで拡大した。きょうの株式市場は世界経済と米中協議への懸念を再び強めている。

 世界経済については、欧州委員会の発表でユーロ圏の景気減速への懸念を更に強めたことがきっかっけとなった。欧州委員会はイタリアやドイツをはじめ域内主要国の成長率予想を軒並み下方修正した。英国のEU離脱と中国の景気減速が見通しをさらに悪化させる恐れがあると警告。特にイタリアの今年の成長見通しを1%ポイントも引き下げ0.2%としている。

 更に米中協議については、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長の発言や米CNBCの報道がきっかけとなっている。クドロー委員長は「貿易協議で米中はなお相当の隔たりがある」と述べていた。また、米CNBCは関係筋の話として、米中首脳会談は関税の期限である3月1日より前に実現する可能性が極めて低いと報じていた。

 この日も決算が発表になっていたが、まちまちな内容。ツイッターは足元の決算は良好だったものの、1-3月期やユーザー数の伸び鈍化が嫌気されている。

 今回の決算については、S&P500採用銘柄ベースでいまのところ、10-12月は前年比14.1%の増益となったものの、1-3月期に関しては1%の減益となっている。減益は2年以上ぶり。ただ、事前に想定されていたことではある。

アルファベット(C) 1088.77(-26.46 -2.37%)
フェイスブック 166.27(-4.22 -2.48%)
ネットフリックス 341.12(-11.07 -3.14%)
テスラ 304.90(-12.32 -3.88%)
アマゾン 1599.22(-41.04 -2.50%)
エヌビディア 147.09(-5.91 -3.86%)
ツイッター 30.53(-3.64 -10.64%)

ダウ採用銘柄
J&J 131.69(-1.31 -0.98%)
P&G 96.43(-1.49 -1.52%)
ダウ・デュポン 51.58(-1.63 -3.06%)
ボーイング 404.45(-4.61 -1.12%) 
キャタピラー  127.72(-2.82 -2.16%) 
ユナイテッド  119.14(-2.22 -1.83%) 
ビザ  139.80(-1.69 -1.19%) 
ナイキ  82.13(-0.58 -0.70%)
ウォルグリーン 70.74(-0.68 -0.95%) 
3M  200.07(-2.50 -1.23%) 
エクソンモビル  74.17(-1.09 -1.45%) 
シェブロン  116.92(-1.96 -1.65%) 
コカコーラ  49.22(-0.04 -0.08%) 
ディズニー  109.96(-1.45 -1.30%) 
マクドナルド  175.45(-0.73 -0.41%) 
ウォルマート 96.14(+0.50 +0.52%)
ホームデポ  182.87(-1.85 -1.00%)
JPモルガン 101.89(-1.85 -1.78%)
トラベラーズ  125.50(-0.05 -0.04%)
ゴールドマン  191.74(-4.88 -2.48%)
アメックス  103.91(-1.05 -1.00%) 
ユナイテッドヘルス  267.71(-1.79 -0.66%)
IBM  132.34(-2.41 -1.77%)
アップル  171.36(-2.88 -1.65%)
ベライゾン  53.18(-0.61 -1.13%)
マイクロソフト  104.79(-1.24 -1.17%)
インテル  48.91(-0.99 -1.98%)
ファイザー 41.34(-0.99 -2.34%)
メルク  76.57(-0.82 -1.06%)
シスコシステムズ  46.68(-0.80 -1.68%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

      

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