テイクツー・インタラクティブが大幅安 決算受け先行きに不安強まる=米国株個別

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
         ゲーム開発のテイクツー・インタラクティブが大幅安。10-12月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回ったものの、1-3月期や通期の見通しが弱いことが嫌気されている。

 10月に発売になった「レッド・デッド・リデンプション2」は2300万個の販売を記録し、2019年度の同社の売上高を45%超押し上げる可能性がある。しかし、「リカレント・コンシューマー・スペンディング」や「グランド・セフト・オート」といった人気タイトルが急速に鈍化し圧迫した。

 爆発的にヒットするものの、競争激化もあり、直ぐに人気が沈静化する状況に市場は、2020年に向けてゲーム業界への不安感を強めているようだ。

(10-12月・第3四半期)
・1株利益(調整後):2.90ドル(予想:2.80ドル)
・売上高:15.7億ドル(予想:15.2億ドル)

(1-3月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.61~0.71ドル(予想:1.07ドル)
・売上高:4.5~5.0億ドル(予想:6.09億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.49~4.59ドル(従来:4.50~4.74ドル)(予想:5.02ドル)
・売上高:28.9~29.4億ドル(従来:28~29億ドル)(予想:29.9億ドル)

(NY時間15:13)
テイクツー・インタラクティブ 92.38(-14.91 -13.90%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

      

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