ウエスタンデジタルが大幅高 予想下回るもアナリストからは高評価=米国株個別

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
         ウエスタンデジタル(WDC)が大幅高となっており半導体をサポートしている。前日引け後に10-12月決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を下回った。ただ、予想には届かなかったが、1-3月期の見通しを市場は好感している模様。ミリガンCEOは全体的には予想の範囲内と述べていた。

 アナリストからは、最悪期は脱した模様で、データセンターからの需要回復を考慮すれば、今年下期の回復に楽観的とのコメントも出ていた。既に2019年にかけてNANDの価格下落を織り込んでいるという。

 きのうの時間外では、インテルの決算で半導体株は売りが先行したものの、WDCの見通しを受けて再び買いが入る動きが見られていた。きょうも半導体関連株は買いが先行している。

※文中 ウエスタンデジタルのミリガン氏の肩書について、CFOからCEOに修正いたしました。

(10-12月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.45ドル(予想:1.50ドル)
・売上高:42.3億ドル(予想:42.5億ドル)

(1-3月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.40~0.60ドル
・売上高:36~38億ドル(予想:38.8億ドル)

(NY時間10:04)
ウエスタンデジタル 44.26(+4.12 +10.28%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

      

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