NY株式14日(NY時間10:51) ダウ平均 24352.72(-244.66 -1.00%) ナスダック 7017.27(-53.06 -0.75%) CME日経平均先物 21385(大証終比:+85 +0.40%) きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅に反落して始まっている。中国や欧州の経済指標が弱く市場は、世界経済への懸念を高めているようだ。ダウ平均は一時320ドル安まで下落。 この日発表の中国の鉱工業生産や小売売上高が予想を下回り、米中貿易問題を通じて中国経済が減速していることが示唆されている。また、欧州の企業景況感が弱い内容だったことも懸念に繋がっているようだ。ただ、肝心の米経済のほうは、この日発表の11月の米小売売上高が予想を上回るなど、年末商戦の消費は好調だったことを示している。 中国が輸入自動車に対する報復関税の3ヵ月間停止を発表するなど米中貿易協議への進展は伝わっているものの、市場はポジティブな反応を見せていない。貿易問題よりも、景気の先行き不安を材料に売りを進めているようだ。 株式市場は悪材料探しの様相になっているが、情報会社の調査によると、今回の下落局面で、投資信託やETFなどを通じて460億ドル以上の資金が米株式市場から引き揚げているという。 なお、ジョンソン&ジョンソン(J&J)が下落しておりダウ平均を圧迫。同社のベビーパウダーに使われていたタルクに、発がん性物質のアスベストが混ざっていたとして、各地で裁判になっているが、ロイター通信によると、同社が行った検査は陽性反応で、少量のアスベストが含まれていたことを経営幹部は何十年間も認識していたと報じている。同社は報道を否定。 アルファベット(C) 1057.84(-4.06 -0.38%) フェイスブック 143.17(-1.85 -1.27%) ネットフリックス 275.80(-0.22 -0.08%) テスラ 373.14(-3.65 -0.97%) アマゾン 1634.69(-23.69 -1.43%) エヌビディア 150.12(+1.23 +0.83%) ツイッター 36.37(+0.48 +1.34%) ダウ採用銘柄 J&J 136.00(-11.84 -8.05%) P&G 96.80(+0.31 +0.33%) ダウ・デュポン 53.47(-0.31 -0.57%) ボーイング 321.48(-3.99 -1.22%) キャタピラー 127.02(+1.12 +0.89%) ユナイテッド 119.05(-0.20 -0.17%) ビザ 136.31(-1.23 -0.89%) ナイキ 73.49(+0.56 +0.75%) ウォルグリーン 79.42(-2.92 -3.54%) 3M 200.51(-1.63 -0.81%) エクソンモビル 76.30(-0.68 -0.89%) シェブロン 115.27(-0.67 -0.58%) コカコーラ 49.51(+0.04 +0.08%) ディズニー 113.73(+0.34 +0.30%) マクドナルド 184.85(-1.58 -0.86%) ウォルマート 92.33(-0.63 -0.68%) ホームデポ 174.88(+1.01 +0.58%) JPモルガン 101.24(+0.12 +0.12%) トラベラーズ 120.89(-0.61 -0.50%) ゴールドマン 174.54(-1.38 -0.78%) アメックス 105.70(-1.00 -0.93%) ユナイテッドヘルス 267.78(-4.37 -1.61%) IBM 120.86(+0.13 +0.11%) アップル 167.46(-3.49 -2.06%) ベライゾン 57.45(+0.36 +0.63%) マイクロソフト 108.75(-0.70 -0.64%) インテル 48.65(+0.36 +0.75%) ファイザー 43.77(-0.80 -1.81%) メルク 77.36(-1.10 -1.41%) シスコシステムズ 46.49(-0.99 -2.08%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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