NY株式13日(NY時間15:32) ダウ平均 24572.59(+45.32 +0.18%) ナスダック 7064.98(-33.33 -0.47%) CME日経平均先物 21715(大証終比:-65 -0.30%) NY時間の終盤に入ってダウ平均は前日付近での上下動となっている。一方、IT・ハイテク株は戻り売りに押されており、ナスダックはマイナス圏での推移。 きょうのNY株式市場、序盤は買い戻しが優勢となりダウ平均も一時213ドル高まで上昇した。ただ、上値での戻り売り圧力も根強く下げに転じている。 序盤の上げについては、中国の国営企業が150万トン以上の米大豆を買い始めたとの報道がサポートした。中国も景気減速への対応策を示唆していた。市場は直近の米中貿易協議を巡る動きを消化しようとしている気配も見せており、米中の最終的合意に向けて楽観的になっているようだ。 ただ、景気の先行き不透明感は根強く、買戻しを積極的に強める動きまでは見られていない。序盤に上げを先導したIT・ハイテク株は次第に下げに転じる銘柄も増え始め、銀行株も下げに転じている。 米株式市場は、上昇して始まるものの上げを維持できない日々が続いている印象だ。 ダウ採用銘柄ではナイキやトラベラーズ、ゴールドマンが下落しているほか、ホームデポ、ボーイング、IBMも軟調。一方、P&G、マクドナルド、エクソンモービル、アップル、キャタピラーが上昇。 P&Gはアナリストの投資判断引き上げが伝わっていた。従来の「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価は108ドルとしている。 ナスダックはマイナス圏での推移が続いている。アマゾン、フェイスブック、アルファベット、AMDが下落。一方、アップル、テスラ、ブロードコムが上昇。 きょうはGEの上げが目立っている。最も同社に弱気だったアナリストが投資判断を「中立」に引き上げた。株価の長期低迷により、リスク・リワードは均衡してきたと指摘。 物流のXPOロジスティクスが大幅安。投資会社スプルース・ポイントがレポートで空売りを推奨した。短期的に株価が40%から60%下落する可能性があるという。1株24ドルから36ドルにあたる。 GE 7.20(+0.49 +7.23%) XPOロジスティクス 43.58(-16.69 -27.69%) アルファベット(C) 1059.33(-4.35 -0.41%) フェイスブック 144.54(+0.04 +0.02%) ネットフリックス 276.74(+1.86 +0.67%) テスラ 375.15(+8.55 +2.33%) アマゾン 1654.10(-9.44 -0.57%) エヌビディア 149.42(+0.52 +0.35%) ツイッター 35.84(-0.41 -1.14%) ダウ採用銘柄 J&J 147.64(+0.54 +0.37%) P&G 96.57(+2.54 +2.70%) ダウ・デュポン 53.75(-0.60 -1.10%) ボーイング 325.27(-1.42 -0.43%) キャタピラー 125.73(+0.36 +0.29%) ユナイテッド 119.37(-0.29 -0.24%) ビザ 137.40(-0.40 -0.29%) ナイキ 72.99(-1.33 -1.79%) ウォルグリーン 82.45(+0.03 +0.04%) 3M 201.86(+2.05 +1.03%) エクソンモビル 76.93(+0.91 +1.20%) シェブロン 115.81(+0.19 +0.16%) コカコーラ 49.46(+0.24 +0.49%) ディズニー 113.30(+1.09 +0.97%) マクドナルド 186.45(+2.97 +1.62%) ウォルマート 92.82(-0.29 -0.31%) ホームデポ 173.74(-0.47 -0.27%) JPモルガン 100.92(-0.10 -0.10%) トラベラーズ 121.26(-0.75 -0.61%) ゴールドマン 175.61(-1.09 -0.62%) アメックス 106.58(-0.90 -0.84%) ユナイテッドヘルス 271.58(+0.94 +0.35%) IBM 120.66(-0.50 -0.41%) アップル 170.59(+1.49 +0.88%) ベライゾン 57.10(-0.15 -0.26%) マイクロソフト 109.27(+0.19 +0.17%) インテル 48.21(+0.38 +0.79%) ファイザー 44.45(+0.29 +0.66%) メルク 78.67(+0.66 +0.85%) シスコシステムズ 47.34(-0.08 -0.17%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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