NY株式13日(NY時間13:06) ダウ平均 24491.81(-35.46 -0.14%) ナスダック 7047.01(-51.30 -0.72%) CME日経平均先物 21695(大証終比:-85 -0.39%) きょうのNY株式市場、序盤は買い戻しが優勢となり、ダウ平均も一時213ドル高まで上昇したものの、その後は戻り売りに押され下げに転じている。 序盤の上げについては、中国の国営企業が150万トン以上の米大豆を買い始めたとの報道がサポートした。中国も景気減速に対応する計画を示唆している。市場は直近の米中貿易協議を巡る動きを消化しようとしている気配も見せており、最終的な合意に向けて楽観的になっているようだ。 ただ、景気の先行き不透明感はなお根強く、買戻しを積極的に強める動きまでは見られず、上値では戻り待ちの売りも出ている。序盤に上げを先導したIT・ハイテク株は次第に下げに転じる銘柄も増え始め、銀行株も下げに転じている。 上昇して始まるものの上げを維持できない日々が続いている印象。 ダウ採用銘柄ではナイキやビザ、トラベラーズが下落しているほか、ホームデポ、ベライゾン、IBM、ゴールドマンも軟調。一方、P&G、マクドナルド、エクソンモービル、アップル、キャタピラーが上昇。 P&Gはアナリストの投資判断引き上げが伝わっていた。従来の「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価は108ドルとしている。 ナスダックも下げに転じている。アマゾン、ネットフリックス、フェイスブック、AMDが下落。一方、アップル、テスラが上昇。 GEの上げが目立っている。最も同社に弱気だったアナリストが投資判断を「中立」に引き上げた。株価の長期低迷により、リスク・リワードは均衡してきたと指摘。 エナジー飲料のニューエイジ・ビバレッジズが大幅高。同社は産業用大麻関連株として位置づけもあるが、きのう、米下院が産業用大麻を規制物質法の対象から外し、大規模栽培を認める農業法案を賛成多数で可決したことが好感されている。 GE 7.21(+0.50 +7.41%) ニューエイジ 6.16(+0.15 +2.49%) アルファベット(C) 1059.43(-4.25 -0.40%) フェイスブック 143.72(-0.79 -0.54%) ネットフリックス 272.70(-2.19 -0.79%) テスラ 372.23(+5.63 +1.53%) アマゾン 1646.93(-16.61 -1.00%) エヌビディア 149.30(+0.40 +0.27%) ツイッター 35.41(-0.84 -2.32%) ダウ採用銘柄 J&J 147.28(+0.18 +0.12%) P&G 96.13(+2.10 +2.23%) ダウ・デュポン 53.94(-0.41 -0.75%) ボーイング 325.25(-1.44 -0.44%) キャタピラー 125.74(+0.37 +0.30%) ユナイテッド 119.38(-0.28 -0.23%) ビザ 136.27(-1.53 -1.11%) ナイキ 72.63(-1.69 -2.27%) ウォルグリーン 82.18(-0.24 -0.29%) 3M 199.67(-0.14 -0.07%) エクソンモビル 76.51(+0.49 +0.64%) シェブロン 115.27(-0.35 -0.30%) コカコーラ 49.42(+0.20 +0.41%) ディズニー 112.41(+0.20 +0.18%) マクドナルド 185.89(+2.41 +1.31%) ウォルマート 92.72(-0.39 -0.42%) ホームデポ 172.71(-1.50 -0.86%) JPモルガン 100.85(-0.17 -0.17%) トラベラーズ 120.92(-1.09 -0.89%) ゴールドマン 175.63(-1.07 -0.61%) アメックス 106.88(-0.60 -0.56%) ユナイテッドヘルス 269.87(-0.77 -0.28%) IBM 120.29(-0.87 -0.72%) アップル 170.35(+1.25 +0.74%) ベライゾン 56.85(-0.40 -0.70%) マイクロソフト 108.93(-0.15 -0.14%) インテル 48.07(+0.24 +0.50%) ファイザー 44.28(+0.12 +0.27%) メルク 78.13(+0.12 +0.15%) シスコシステムズ 47.29(-0.13 -0.27%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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