ゴム週刊情報

著者:小網 太郎
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◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は10~20トン。7月31日の価格はキロあたり82.00~85.50バーツ、7月31日のRSS号タイ主要港8月積価格は276.0~280.0セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、6月30日時点7,481トン(前旬比26トン減)。

 6月下旬の入出庫は入庫885トン、出庫911トン。

◆展開予想

 OSEゴムは小反発、上海ゴムは材料不明ながら週半ばに大きめの売りが入って中心限月は16,500元を割込んで下落する中、OSEゴムも一時は中心限月が410円台を割込んだがその後は買い優勢となり小幅ながら上昇に転じて引けている。株式はまちまち、相対的に半導体関連が弱く・バリュー系優位の値動き、商品は原油が米国の大規模イラン攻撃が撤回され下落、FOMCでの金利据え置き後にドル安が進行も貴金属の上げ幅は限定的、ドル円は日本当局による為替介入とみられる動きから160円台前半まで円高ドル安が進行している。

 7月31日のRSS3号12月限(中心限月)は終値420.1円、週高値420.1円、週安値409.9円。上海天然ゴム先物9月限は終値17,255、週高値17,690、週安値17,225であった。

 オファー価格は445円程に大幅下落、製品の売値切下がりと併せて円高による換算値押し下げが大きかった。中国国内の受渡可能在庫は14.8万トン程で微減、指定倉庫在庫は17.2万トン台で横ばい、7月中旬のOSEゴム指定倉庫在庫は4,423トンに減少し国内の当先限は逆鞘に転換している。主要産地ではタイは天候の安定化見通しを受けて徐々に現物売りが出始めた一方で、インドネシアでは出物が限定的とみられる中、先物価格はRSS3・TSR20共に逆鞘を維持している。輸入採算面では現物価格の下落と円高の影響により全限月で割安幅が縮小しており先限は中立水準に回帰、来週は産地価格動向に加えドル円動向にも気を配りながら慎重に取引を進めたい。中心限月は405.0~425.0円を予想する。

みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート

 

 

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このコラムの著者

小網 太郎(コアミ タロウ)

岡地株式会社
国際法人部ゴム担当。
http://www.okachi.co.jp