ゴム週刊情報

著者:小網 太郎
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◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は10~20トン。8月8日の価格はキロあたり82.00~83.50バーツ、8月7日のRSS号タイ主要港8月積価格は274.0~276.0セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、6月30日時点7,481トン(前旬比26トン減)。

 6月下旬の入出庫は入庫885トン、出庫911トン。

◆展開予想

 OSEゴムは小幅続伸、上海ゴムは特段の材料ないものの直近安値更新後に切り返すと中心限月9月限は16,900元台まで上昇する中で、OSEゴムは週初に円高が進んだことで中心限月は一時410.1円まで売り込まれた後に上海ゴムに連動して切返すと420円台を回復して引けている。株式は上昇、米イラン情勢は明確な解決には至っていないが終結期待が高まりリスクオンに繋がった模様、商品は原油が下落し貴金属は上昇、ドル円は追加の介入があったとみられ158円台まで2円程度の円高ドル安が進行している。

 8月7日のRSS3号1月限(中心限月)は終値420.7円、週高値423.7円、週安値410.1円。上海天然ゴム先物9月限は終値16,920、週高値16,920、週安値16,390であった。

 オファー価格は435円程に大幅下落、製品価格はわずかな切下がりも円高が換算値を大きく押し下げた。中国国内の受渡可能在庫は14.7万トン程に微減、指定倉庫在庫は17.1万トン台に微減、OSEゴムは期近に強い買い気が見受けられて当先の逆鞘幅が拡大している。主要産地ではタイ・インドネシア共に天候安定化に伴ってオファーが切り下がる場面があったが、スポット市場における供給増加は限定的とみられ、先物市場ではRSS3・TSR20共に逆鞘を維持している。輸入採算面では期近の割安幅は縮小も期先は小幅に拡大、来週は産地価格動向とドル円動向に注意すると共に消費国における在庫状況を確認しながら慎重に取引を進めたい。中心限月は410.0~430.0円を予想する。

みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート

 

 

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このコラムの著者

小網 太郎(コアミ タロウ)

岡地株式会社
国際法人部ゴム担当。
http://www.okachi.co.jp