反落、OPEC総会を控えた調整局面が続く=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=65.54(-0.17 -0.26%)

 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.38~0.17ドル安。その他の限月は0.84~0.19ドル安。

 石油輸出国機構(OPEC)総会で増産が合意に至るとの見通しが重しとなった。増産にはイランやイラク、ベネズエラが反対しているものの、イランが譲歩に近づいているとの観測がある。ただ、イランのザンギャネ石油相は「合意にたどり着けるとは思わない」と繰り返しており、合意形成そのものを危惧する雰囲気は根強い。

 時間外取引で8月限は64.34ドルまで下落したが、通常取引が始まると下げ幅を縮小し、一時は66.22ドルまでプラス転換した。ただ、上値は重く、マイナス圏に沈んで引けた。

(minkabu PRESS編集部) 

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