アジア株 全面安、中国大陸市場は急落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:28現在
香港ハンセン指数   29468.15(-841.34 -2.78%)
中国上海総合指数  2907.82(-114.08 -3.78%)
台湾加権指数     10904.19(-183.28 -1.65%)
韓国総合株価指数  2340.11(-36.13 -1.52%)
豪ASX200指数    6102.12(-2.00 -0.03%)
インドSENSEX30種  35328.55(-219.71 -0.62%)

 19日のアジア株は、全面安。トランプ米大統領が中国に対して2000億ドル相当の中国製品に対する追加関税の調査をUSTRに指示したと報じられ、その後、中国商務省が対抗措置を示したことで、アジア株は全面安となった。中国大陸市場は急落した。

 上海総合指数は大幅続落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国平安保険、インターネット・セキュリティサービス会社の三六零安全科技、車両メーカーの中国中車、通信会社のチャイナ・ユナイテッド・ネットワーク・コミュニケーションズが売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続落。通信サービスのテンセント・ホールディングス、銀行大手の中国建設銀行、世界的金融グループのHSBCホールディングス、保険会社のAIAグループ、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小安い。ヘルスケア、電気通信サービスが上昇、素材、生活必需品が下落した。医薬品メーカーのCSL、通信会社のボーカス・コミュニケーションズが買われる一方で、金属・鉱業会社のサウス32、鉄鋼メーカーのブルースコープ・スチール、食品会社のベラミーズ・オーストラリアが売られた。
 

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