米中通商問題の深刻化懸念で円高進行=東京為替前場概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 東京外国為替市場中盤、ドル円は109円後半まで下落。トランプ米大統領が中国か
らの輸入品2000億ドルに対して追加関税を検討していると述べたことが、リスク回
避の円買いを誘っている。追加的な関税リストが公表されるなら、中国側は報復に動く
としている。
  
 ユーロ円は127円後半、ポンド円は145円後半、豪ドル円は81円前半、NZド
ル円は76円前半まで下落し、円が全面高となっている。
  
 豪中銀理事会の議事録が発表されたが、「低金利政策は景気を支援」、「失業率の低
下やインフレ率の加速は穏やか」、「インフレ率は当面低水準にとどまる」などとこれ
までの文言が繰り返されている。特に手がかりは見当たらない。
  
 日経平均は続落。前引けでは前営業日比197.44円安の2万2482.89円と
なった 

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