カナダドルに売り　米国がカナダに追加制裁検討との報道＝ＮＹ為替チェック

　先ほどからカナダドルの売りが優勢となっている。ワシントンポストが関係者の話として、ホワイトハウスがカナダに対して追加制裁を検討していると報じている。カナダは来月から約１３０億ドル規模の米国からの輸入品に報復関税を課すことを表明しているが、それへの対抗措置。ただ、トランプ政権内でも意見が分かれており、ムニューシン財務長官は両国がエスカレートしないよう求めているという。

　更にホワイトハウスは、今週のＧ７サミットで、トランプ大統領が合意文書へのサインを拒否するかも検討していると報じた。

　カナダ円はＮＹ時間に入って売りが優勢となっており、８５．５０円近辺から８２．２０円付近に値を落としている。

minkabu PRESS編集部　野沢卓美
 

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