小動き推移=東京為替前場概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 東京外国為替市場中盤、109円後半で推移。昨日のニューヨーク時間帯は底堅かっ
たが、東京時間帯に入ってからの変動は目立たない。

 来週は米朝首脳会談、米連邦公開市場委員会(FOMC)、欧州中央銀行(ECB)
理事会など注目のイベントが集中しており、模様眺めとなりやすい。日銀金融政策決定
会合も予定されている。FOMCは利上げを決定する見通し。ECB理事会について
は、資産購入プログラムを終了する時期を決定する公算が大きいと伝えられている。

 ユーロ円は128円後半、ポンド円は147円前半でしっかり。ユーロやポンドが対
ドルで買い優勢となっている。5月の英非製造業PMIが堅調だったことから、4-6
月期の英経済の減速懸念が後退した。PMIは国内総生産(GDP)に先行する傾向が
ある。

 豪ドル円は84円前半まで上昇。1-3月期の豪GDPが強かった。輸出や消費の堅
調さがGDPを押し上げた。

 日経平均は続伸。前引けでは前営業日比51.57円高の2万2591.11円と
なった。

 

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