カナダも報復関税　リスク回避が強まる＝ＮＹ為替チェック

　ＮＹ時間に終盤に入ってドル円は再び売りが強まっている。月末要因のドル買いも入って、１０８円台後半まで下げ買い戻されていたが、米国の関税賦課の決定にカナダも報復関税を導入すると発表されたことが懸念を強めている。

　トランプ政権はカナダやメキシコ、欧州からの鉄鋼、アルミ製品の輸入に関税を賦課すると言及した。これまでの暫定的な適用除外は明日の金曜日で期限切れとなる。ＥＵやメキシコは報復関税を課す姿勢を示す中、カナダの動向が注目されていた。トランプ政権と同様に、米国からの輸入鉄鋼に２５％、アルミに１０％の関税を課す方向で調整している模様。

USD/JPY　108.68

minkabu PRESS編集部　野沢卓美
 

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