ユーロドルは1.1665ドル近辺で推移している。ロンドン時間の朝方には買い戻しが膨らみ1.17ドル台までリバウンドする場面も見られた。この日発表のユーロ圏の消費者物価指数(HICP)速報値が予想を上回ったが、その後は戻り売りに押され、1.1640ドル近辺まで伸び悩んだ。 問題となっているイタリアの政局については、政権樹立を再度協議する動きも出ており、再選挙への懸念は一服している。「五つ星運動」と「同盟」が組閣に向けて協議を行っており、そのなかで問題となっていた財務相にエコノミストのトリア氏を指名する方向で調整していると伝わっている。一方、マッタレッラ大統領が財務相への任命に難色を示したユーロ懐疑派のサボナ氏は欧州問題担当相に指名する方向で調整しているようだ。また、極右政党「イタリアの同胞」は連立には入れない方針も示された。 この報道が流れるとユーロは買いが強まる場面も見られ、1.17ドルちょうど付近まで買い戻される展開も見られたが、上値では戻り待ちの売りも多く、1.1660ドル近辺に押し戻される展開となっている。 ただ、短期的には押し目買いの好機との指摘も出てきている。今週は1.1510ドル近辺まで下落したが、心理的節目の1.15ドルをブレイクすることなく反転していることから、テクニカル的にはリバウンド期待もあるという。1.1750ドル手前の売りをこなせるようであれば、チャンスが広がるという。 EUR/USD 1.1664 EUR/JPY 126.82 EUR/GBP 0.8778 minkabu PRESS編集部 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。
| 指数名 | 現在値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 |
{{n_ttf.close}}
({{n_ttf.time}})
|
{{n_ttf.side_merge_str}}
|
| TOPIX |
{{topx.close}}
({{topx.time}})
|
{{topx.side_merge_str}}
|
| NYダウ |
{{dji.close}}
({{dji.time}})
|
{{dji.side_merge_str}}
|
| 米ドル/円 |
{{jpy_x.close}}
({{jpy_x.time}})
|
{{jpy_x.side_merge_str}}
|
| WTI原油 |
{{vnm_two.close}}
({{vnm_two.time}})
|
{{vnm_two.side_merge_str}}
|
| NY金 |
{{vcm_one.close}}
({{vcm_one.time}})
|
{{vcm_one.side_merge_str}}
|
| グロース250 |
{{mthr.close}}
({{mthr.time}})
|
{{mthr.side_merge_str}}
|
| 上海総合指数 |
{{ssec.close}}
({{ssec.time}})
|
{{ssec.side_merge_str}}
|