【本日の見通し】参加者少なく、限定的な動きか

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 英・米の二大市場が休場。
(米国はメモリアルデー、英国はバンクホリデー)
取引参加者が極端に少なく、取引を手控える動きが広がりそう。
ドル円は、109円台を維持して週末を終えたことがどこまで反発につながるか。
対ユーロなどでのドル高基調が継続しているだけに、
109円のサポート次第では110円声を再びトライもありそう。

 ユーロは政局への懸念が広がっている。
イタリア国債を売る動きが強まり、10年債利回りではドイツと2%以上広がる格好に。2%は心理的にも大きな水準だけに、当面頭が重そう。
 週末にはコンテ首相候補が組閣を断念し、再選挙見込みが強まった。コンテ氏が推薦した財務相候補について、任命権を持つ大統領が反対したもの。

 また、ラホイ政権への批判が強まるスペイン情勢も不安定。最大野党が不信任案提出検討との報道などもユーロ売りに。

 突っ込んだ売りは避けたいが、当面の重さを意識か。

minkabu PRESS編集部 山岡和雅 

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