小反発、週末のJMMCを控えて安値から切り返す=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=66.52(+0.30 +0.45%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.30~0.31ドル高。その他の限月は0.05ドル安~0.32ドル高。

 米国がロシアに対する追加制裁を見送り、シリアを巡る米露の緊迫感が後退するなかで売りに押される場面はあったが、安値から切り返して引けた。石油輸出国機構(OPEC)やロシアなどが協調減産の延長の是非について協議する見通しとなっていることから、押し目買いが優勢となった。今週末20日にはOPEC加盟国と非加盟国による共同閣僚監視委員会(JMMC)が行われる。

 時間外取引で5月限は66.75ドルまで堅調に推移した後、通常取引序盤にかけて失速すると65.56ドルまでマイナス転換した。その後は前日終値水準をまたぎつつ方向感が限定されたが、引けにかけては買いが優勢となりプラス圏で引けた。

(minkabu PRESS編集部) 

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