反落、ミサイル発射後にシリア緊迫感は落ち着く＝ＮＹ原油概況

NY原油先物５月限（WTI）（終値）
1バレル＝66.22（-1.17　-1.74%）

　ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比は、期近２限月が１．１７～１．１３ドル安。その他の限月は１．０６～０．０３ドル安。

　週末に米英仏が協調してシリアにミサイル攻撃を行ったが、トランプ米大統領は作戦行動の完了を宣言し限定的な攻撃にとどまったことから、シリア情勢の不透明感が後退した。発表予定だったロシアに対する追加制裁はまだ公表されていないほか、ロシアによる応酬はなく、事態は沈静化に向かっている。

　時間外取引で５月限は６６．１４ドルまで下落。通常取引序盤にかけて６７ドルちょうど付近まで戻すが上値は重く、押し戻されると６６．１３ドルまで安値を更新した。

（minkabu PRESS編集部） 

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