きょうもユーロドルは下値模索が続いており、ついに節目の1.15ドルを割り込んできた。ユーロ自体の動意はなく、専らFRBの利下げ期待の後退を材料にしたドル高がユーロドルを押し下げている。ECBはすでに利下げサイクルを終了しており、当面は据え置きが予想されている。短期金融市場では来年一杯まで据え置きとの見方も出ているようだ。一方、ユーロ円は円高の動きから売りが強まっており176円台前半まで下落。きょうの下げで21日線を下回って来ている。 ユーロ圏の経済ファンダメンタルズが堅調であることから、ECBがこれ以上利下げを進める可能性は低く、ユーロは回復に向かうとの指摘もアナリストから出ている。ユーロ圏のマクロ経済環境は概ね支援的で、今後もその傾向が続くと見られるという。ECBは先週の理事会で貿易を巡る不確実性の後退やガザ地区での停戦を背景に、成長に対する下方リスクが軽減したことを強調した。 現在、ECBは来年6月まで政策金利を据え置くと見込んでおり、その間にFRBは利下げを進めると予想している。そのため、ユーロドルは年末までに1.20ドルまで上昇し、2026年第3四半期には1.26ドルに到達すると予想しているという。 EUR/USD 1.1484 EUR/JPY 176.36 EUR/GBP 0.8812 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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