反落、先週までの反動で利益確定の売りが優勢に=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=65.55(-0.33 -0.49%)

 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.33~0.30ドル安。その他の限月は0.26~0.09ドル安。米国がイランに対する経済制裁を再開しようとしていることや、サウジアラビアとイランの関係性が緊迫化していることが相場を押し上げる場面はあったが、年初来高値圏では売りが優勢となった。原油高を背景に米国でシェールオイルの増産が続くとみられることも圧迫要因。

 時間外取引で5月限は66.55ドルまで上昇する場面はあったが、買いは続かずマイナス転換した。通常取引開始にかけては売り優勢で、65.08ドルまで下げ幅をやや広げた。ただ、65ドルの節目を下回らなかったことで、下げ幅を削って引けた。


                         (minkabu PRESS編集部) 

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