続伸、供給懸念や予想外の米原油在庫減少で約６週間ぶりの高値＝ＮＹ原油概況

NY原油先物５月限（WTI）（終値）
1バレル＝65.17（+1.63　+2.57%）

　ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比は、期近２限月が１．６３～１．６４ドル高。その他の限月は０．７１～１．６４ドル高。米国が核開発合意を破棄してイランに対する制裁を再開する可能性が高いことやベネズエラの経済危機から供給懸念が高まっている。米国はベネズエラに対する制裁強化も検討している。米エネルギー情報局（ＥＩＡ）が発表した週報で原油在庫が予想外に減少したことも押し上げ要因。

　時間外取引から５月限は買いが優勢で６４ドルの節目を上回ると、通常取引開始後には６５．４１ドルまで一段高となり、約６週間ぶりの高値をつけた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（minkabu PRESS編集部） 

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