反発、売り買い交錯も堅調な石油製品需要が下値を支える=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=60.96(+0.25 +0.41%)

 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.25~0.27ドル高。その他の限月は0.14~0.26ドル高。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、石油製品需要の強さが示されたことが下値を支えた。ただ、米原油生産量は週次の過去最高水準を更新し続けており、上値は限定的だった。米株式市場の下落も圧迫要因。

 時間外取引で4月限は前日終値を挟んで売り買いが交錯しつつも、通常取引開始を控えて61.33ドルまで上昇した。買いに勢いはなく失速すると、通常取引開始後には60.11ドルまでマイナス転換した。ただ、売りが尽きると買いが優勢となり、再びプラス転換して引けた。


                         (minkabu PRESS編集部) 

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