米国の増産を嫌気して続落、ティラーソン氏解任による買いは続かず=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=61.36(-0.68 -1.10%)

 ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.65~0.58ドル安。その他の限月は0.51~0.09ドル安。米国でシェールオイルの増産が続いていることが相場を圧迫した。石油輸出国機構(OPEC)やロシアなどによる協調減産は米国の増産によって相殺される見通し。ティラーソン米国務長官が解任されたことを手がかりとした買いは続かなかった。

 時間外取引で4月限の売り買いは交錯し、上値・下値ともに広がらなかった。通常取引開始後は61.97ドルまで上昇したものの、高値から急速に押し戻されると下げに転じ、60.27ドルまで下落した。


                         (minkabu PRESS編集部) 

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