小反落、米国のシェールオイル増産を懸念=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=59.19(-0.10 -0.17%)

 ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.10~0.05ドル安。米国のシェールオイル生産量が増加していることが懸念されたが、石油輸出国機構(OPEC)やロシアが協調減産を年内継続することが下値を支えた。イラクのルアイビ石油相は「協調減産の終了に関する協議はない」、「12月に協調減産期間を延長するかどうか議論する」と述べた。

 時間外取引で3月限は59.73ドルまで堅調に推移したものの、通常取引の開始に向けて失速し、マイナス転換した。通常取引序盤には58.39ドルまで下落。ただ、売りに勢いはなく、下げ幅を縮小して引けた。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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