NY株式9日(NY時間15:57) ダウ平均 24184.39(+323.93 +1.36%) ナスダック 6877.43(+100.27 +1.48%) CME日経平均先物 21265(大証終比:-95 -0.44%) NY時間の終盤に入って買い戻しが加速しており、ダウ平均は急速に反転している。前半のダウ平均は下値模索が続き一時500ドル安まで急落していた。ただ、午後になって急速に買い戻されている。特に株買戻しの材料は見当たらないが、週末とあって短期筋のショートカバーが出ているものと思われる。S&P500株価指数が200日線に到達したこともそれを誘発している模様。 ただ、株式市場でVIX指数は30を超える高水準で推移しており、依然として不安定な相場展開は続いている。これが少なくとも20ポイントより下で安定しなければ、今回の調整の底値は確認できない。 ダウ採用銘柄は27銘柄が上昇。ナイキやアメックス、マイクロソフトが上昇しているほか、GE、ジョンソン&ジョンソン、インテルも上昇。前半はほぼ全面安の状況だった。 ナスダックも反発。エヌビディアが大幅高となっているほか、アップル、フェイスブック、アルファベットも後半になってプラスに転じてる。一方、テスラやアマゾンが下落。 エヌビディアは11-1月期の決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を大きく上回った。2-4月期の売上高についても予想を上回る見通しを示している。 フェデックスやUPSといった宅配大手が軟調。アマゾンが既存の流通網を使用して、ウェブ注文を受けた企業から一般消費者への宅配事業に参入するとの報道が伝わったことが嫌気されている。 サイバーセキュリティのファイア・アイが大幅高。10-12月期の決算を発表しており、1株利益、売上高が予想を上回ったほか、2018年のガイダンスも予想を上回っている。 オンライン旅行サービスのエクスペディアが大幅安。1-12月期決算を発表しており、1株利益やEBITDAが予想を大きく下回ったことが嫌気されている。競争力強化のため民泊仲介部門に多額の投資を行ったことが影響した。 フェデックス 235.38(-3.89 -1.63%) UPS 106.30(-2.98 -2.73%) ファイア・アイ 15.43(+1.31 +9.28%) エクスペディア 103.70(-19.34 -15.72%) アルファベット(C) 1037.85(+36.33 +3.63%) フェイスブック 176.25(+4.67 +2.72%) ツイッター 31.50(+1.32 +4.36%) テスラ 311.98(-3.25 -1.03%) アマゾン 1339.20(-11.30 -0.84%) エヌビディア 232.65(+15.13 +6.96%) ダウ採用銘柄 J&J 129.77(+3.41 +2.70%) P&G 80.00(-0.22 -0.27%) ダウ・デュポン 69.63(+1.42 +2.08%) ボーイング 332.92(+3.26 +0.99%) キャタピラー 149.63(+3.64 +2.49%) ユナイテッド 125.22(-2.26 -1.77%) ビザ 116.27(+2.41 +2.12%) ナイキ 65.52(+3.03 +4.85%) GE 14.96(+0.51 +3.49%) 3M 225.42(+2.53 +1.14%) エクソンモビル 75.83(+0.53 +0.70%) シェブロン 113.64(+1.34 +1.19%) コカコーラ 43.11(+0.01 +0.02%) ディズニー 103.05(+1.70 +1.68%) マクドナルド 160.82(+1.85 +1.16%) ウォルマート 99.44(-0.58 -0.58%) ホームデポ 184.15(+2.93 +1.62%) JPモルガン 110.05(+2.17 +2.01%) トラベラーズ 137.29(+2.28 +1.69%) ゴールドマン 248.61(+2.26 +0.92%) アメックス 91.79(+3.45 +3.91%) Uヘルス 221.23(+4.77 +2.20%) IBM 149.62(+2.03 +1.38%) アップル 156.26(+1.74 +1.12%) ベライゾン 49.91(+0.87 +1.77%) マイクロソフト 88.17(+3.16 +3.72%) インテル 43.99(+1.24 +2.90%) ファイザー 34.22(+0.59 +1.75%) メルク 54.97(+0.24 +0.44%) シスコ 39.59(+0.82 +2.12%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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