NY株式8日(NY時間15:15) ダウ平均 24237.94(-655.41 -2.63%) ナスダック 6882.22(-169.77 -2.41%) CME日経平均先物 21355(大証終比:-585 -2.75%) NY時間の終盤に入ってもダウ平均は下げ一服となっていいるものの下値模索が続いている状況に変化はない。前日は下げ一服感も出ていたが、依然として上値が重い中、きょうは再び下値を模索する動きとなっている。ボラティリティの高い相場展開が続いており、ダウ平均の下げ幅は一時679ドル安まで急落した。 値動きが不安定な状況が続いているが、今回の株式市場のケースの場合、一旦売りが一服し急速に買戻されたとしても、上値には急落時に売り損ねた長めの投資家からの戻り売りオーダーが並んでいることも多い。また、急落時に下値を拾った短期筋の利益確定売りもそれに加わる。 足元の米実体経済は強く、企業決算も好調なことからいずれ上値追いを再開すると見ている向きは多い。しかし、ポジション調整が完了するまでは、もうしばらく時間が必要なようだ。 ダウ採用銘柄は全銘柄が下落。インテルやGE、キャタピラー、ボーイングが下落している。30社の採用銘柄中、3%超える下げ幅となっているのが10銘柄ある。 ナスダックも続落。アマゾン、フェイスブック、エヌビディア、アルファベットなど主力のIT・ハイテク株も一斉に売られている。テスラは7%下落。 ツイッターが大幅高。10-12月期の決算を発表しており、1株利益が予想を上回ったほか、売上高が4四半期ぶりに増加に転じている。アプリの改善やビデオコンテンツの広告が伸びた。ただ、平均月間アクティブユーザー数は前期比横ばいで予想を下回った。 口コミサイトを運営するイェルプが大幅安。10-12月期の決算を発表しており、1株利益が予想を大きく下回った。また、2018年度について、レストラン予約システムのマーケティングや設備投資で営業利益は赤字を見込んでいることを明らかにしている。 ロボット製造のアイロボットが30%超急落。10-12月期決算を発表しており、売上高が予想を上回るなど好調な内容だったものの、2018年の通期利益の見通しが予想を大きく下回っていたのが嫌気されている。 イェルプ 39.34(-5.60 -12.46%) アイロボット 61.46(-26.58 -30.19%) アルファベット(C) 1023.88(-24.70 -2.36%) フェイスブック 175.28(-4.90 -2.72%) ツイッター 30.27(+3.36 +12.47%) テスラ 320.56(-24.44 -7.08%) アマゾン 1372.53(-44.25 -3.12%) エヌビディア 222.95(-5.85 -2.56%) ダウ採用銘柄 J&J 128.72(-2.70 -2.05%) P&G 81.02(-0.82 -1.00%) ダウ・デュポン 69.31(-1.29 -1.83%) ボーイング 334.87(-11.54 -3.31%) キャタピラー 148.70(-5.64 -3.65%) ユナイテッド 129.40(-2.57 -1.95%) ビザ 116.02(-3.63 -3.03%) ナイキ 63.41(-2.22 -3.38%) GE 14.66(-0.60 -3.90%) 3M 226.54(-6.65 -2.85%) エクソンモビル 76.71(-0.23 -0.30%) シェブロン 113.58(-1.71 -1.48%) コカコーラ 43.60(-0.97 -2.17%) ディズニー 102.93(-1.83 -1.75%) マクドナルド 161.56(-4.15 -2.50%) ウォルマート 101.28(-1.57 -1.53%) ホームデポ 184.67(-6.62 -3.46%) JPモルガン 109.79(-3.08 -2.73%) トラベラーズ 137.54(-4.60 -3.24%) ゴールドマン 250.64(-6.46 -2.51%) アメックス 90.01(-3.60 -3.85%) Uヘルス 221.10(-4.72 -2.09%) IBM 149.75(-2.60 -1.69%) アップル 158.88(-0.66 -0.41%) ベライゾン 49.68(-1.33 -2.61%) マイクロソフト 86.55(-3.06 -3.41%) インテル 43.43(-1.77 -3.92%) ファイザー 34.14(-0.84 -2.40%) メルク 55.30(-0.58 -1.04%) シスコ 39.41(-0.93 -2.31%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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