ドル円はダウ平均に一喜一憂 リバウンド相場の流れは残る=NY為替チェック

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 一連の経済指標などを通過してドル円は109.30円近辺で推移している。ドル円は米株式市場にらみの動きとなっており、ダウ平均の動きに一喜一憂している。ただ、米国債利回りが上昇しており、基本的にはドル買いの動きにサポートされている状況。

 世界的に株式市場が大調整に入る中、円高の動きがドル円を圧迫していた。東京時間には日経平均が急落する中、108.50円近辺まで値を落とす場面も見られていた。しかし、海外市場に入ると買い戻しも膨らみ、一時109.60円近辺まで戻している。リスク回避の雰囲気は強まっているものの、先週の米雇用統計を受けたリバウンド相場の流れは残っているものと見られる。

 現在は10日線付近での値動きとなっているが、まずは110円台を回復し、21日線が控える110円前半の水準まで戻せるか注目したい。

 いずれにしろ、株式市場の落ち着きを待ちたいところではある。

USD/JPY 109.30

minkabu PRESS編集部 野沢卓美 

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