ETF売買動向=10日前引け、NYダウブル、野村原油が新高値

配信元:株探
著者:Kabutan
 10日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比47.5%減の924億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同50.6%減の807億円だった。

 個別ではNEXT 原油ブル <2038> 、iシェアーズ JPX日経400 ETF <1364> 、ダイワ機械上場投信・TOPIX-17 <1641> 、上場日本高配当 <1698> 、NEXT 自動車・輸送機 <1622> など32銘柄が新高値。NEXT FUNDS外国債券・シティ世界国債 <2512> 、NEXT 原油ベア <2039> 、iシェアーズ米国リート ETF <1659> 、NEXT NY ダウ・ベア・ドルヘッジETN <2041> 、iシェアーズ 米国債ETF <1363> など7銘柄が新安値をつけた。

 そのほか目立った値動きではETFS 穀物商品指数上場投資信託 <1688> が4.68%高と大幅な上昇。

 一方、ETFS パラジウム上場投資信託 <1675> は12.79%安、サムスンKODEXサムスングループ株証券 <1584> は3.47%安、純パラジウム上場信託(現物国内保管型) <1543> は3.01%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が53円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金621億2600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均822億500万円を大きく下回っており低調。

 その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が66億7500万円、日経225連動型上場投資信託 <1321> が34億7500万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が31億1700万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が14億8600万円、ダイワ上場投信-日経225 <1320> が8億8200万円の売買代金となった。

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