NY株式9日(NY時間16:27) ダウ平均 25385.80(+102.80 +0.41%) S&P500 2751.29(+3.58 +0.13%) ナスダック 7163.58(+6.19 +0.09%) CME日経平均先物 23865(大証終比:+5 +0.02%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反発し、最高値更新を続けている。景気拡大を期待した買いが断続的に入っており、税制改革による企業業績への期待感も根強い。一部のIT・ハイテク株には売りが出ていたものの、産業株やヘルスケアが堅調に推移。また、米国債利回りが上昇しており銀行株も上昇した。 今週から始まる決算待ちの状況ではあるが、強気な見方が依然として続いている。決算について市場では、S&P500採用銘柄で11%超の増益が期待されており、昨年よりも増益率は拡大が見込まれている。 ダウ採用銘柄ではボーイングやGE、ジョンソン&ジョンソンが上昇したほか、ゴールドマン、JPモルガンが堅調。一方、インテルが下落したほか、ナイキ、ウォルマートが軟調。 ジョンソン&ジョンソンは前日開催された証券会社主催のヘルスケア企業のコンファレンスに参加しており、経営陣と面談したアナリストから高評価が相次いでいた。 インテルはマイクロソフトが半導体問題の修正で、一部のサーバー処理が大幅に減速する可能性を公表したことが嫌気されている。 ナスダックも最高値更新。IT・ハイテク株は半導体関連の下げもあり軟調なものが多かったが、指数はプラス圏で引けた。アマゾンやギリアドが上昇した一方、インテル、マイクロン、アプライドが下落。 ディスカウントストアのターゲットが上昇。11-1月期のガイダンスを公表しており、11、12月のホリデーシーズン含む四半期の既存店売上高の見通しが3.4%と従来の0~2%から上方修正した。1株利益も上方修正している。 アンダーアーマーが大幅安。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げたことが嫌気されている。同社の主力ブランドであるリーボックは販売網での主導権が弱く、ナイキよりもブランド力低下のリスクが大きいと指摘。 ターゲット 69.14(+1.96 +2.92%) アンダーアーマー 15.11(-0.87 -5.44%) アルファベット(C) 1106.26(-0.68 -0.06%) フェイスブック 187.87(-0.41 -0.22%) ツイッター 24.17(-0.42 -1.71%) テスラ 333.69(-2.72 -0.81%) アマゾン 1252.70(+5.83 +0.47%) エヌビディア 221.94(-0.06 -0.03%) ダウ採用銘柄 J&J 144.14(+2.25 +1.59%) P&G 91.05(-0.67 -0.73%) ダウ・デュポン 75.34(+0.18 +0.24%) ボーイング 318.43(+8.28 +2.67%) キャタピラー 166.43(+0.40 +0.24%) ユナイテッド 134.27(+1.45 +1.09%) ビザ 119.11(-0.23 -0.19%) ナイキ 64.09(-0.46 -0.71%) GE 18.56(+0.28 +1.53%) 3M 241.28(+1.49 +0.62%) エクソンモビル 86.77(-0.37 -0.42%) シェブロン 127.84(-0.69 -0.54%) コカコーラ 46.23(+0.23 +0.50%) ディズニー 109.94(-0.08 -0.07%) マクドナルド 173.54(-0.39 -0.22%) ウォルマート 100.39(-1.22 -1.20%) ホームデポ 193.10(+1.06 +0.55%) JPモルガン 109.05(+0.55 +0.51%) トラベラーズ 132.47(+1.02 +0.78%) ゴールドマン 253.94(+2.13 +0.85%) アメックス 100.52(+0.37 +0.37%) Uヘルス 225.88(+1.12 +0.50%) IBM 163.83(+0.36 +0.22%) アップル 174.33(-0.02 -0.01%) ベライゾン 51.61(-0.19 -0.36%) マイクロソフト 88.22(-0.06 -0.07%) インテル 43.62(-1.12 -2.50%) ファイザー 36.41(-0.04 -0.11%) メルク 56.80(+0.14 +0.25%) シスコ 39.69(-0.25 -0.63%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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