NY株式9日(NY時間12:57) ダウ平均 25404.89(+121.89 +0.48%) ナスダック 7174.61(+17.22 +0.24%) CME日経平均先物 23870(大証終比:+10 +0.04%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反発し最高値更新が続いている。景気拡大を期待した買いが続いており、税制改革による企業業績への期待感も根強いようだ。IT・ハイテク株には売りも出ているものの、産業株やヘルスケアが堅調。また、米国債利回りが上昇しており銀行株も上昇している。 今週から始まる企業決算待ちの状況ではあるが昨年からの強気な見方が続いているようだ。決算について市場では、S&P500採用銘柄で11%超の増益が期待されている模様。昨年よりも増益率は拡大。 ダウ採用銘柄ではボーイングやジョンソン&ジョンソンが上昇しているほか、ゴールドマン、JPモルガンが堅調。GEも上昇している。一方、インテルが下落しているほか、ナイキ、ウォルマートが軟調。 ジョンソン&ジョンソンは前日開催された証券会社主催のヘルスケア企業のコンファレンスに同社も参加しており、経営陣と面談したアナリストから高評価が相次いでいた。 インテルはマイクロソフトがインテル製の半導体問題の修正で、一部サーバー処理が大幅に減速する可能性を公表したことが嫌気されている。 ナスダックも最高値更新が続いている。半導体関連の下げで指数も一時下げに転じる場面も見られたものの、現在はプラス圏を維持している。アマゾンやアップル、エヌビディアが上昇。一方、インテル、マイクロン、アプライドが下落。 ディスカウントストアのターゲットが大幅高。11-1月期のガイダンスを公表しており、11、12月のホリデーシーズン含む四半期の既存店売上高の見通しが3.4%と従来の0~2%から上方修正した。1株利益も上方修正している。 アンダーアーマーが下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げたことが嫌気されている。同社の主力ブランドであるリーボックは販売網での主導権が弱く、ナイキよりもブランド力低下のリスクが大きいと指摘。 ターゲット 69.66(+2.48 +3.69%) アンダーアーマー 15.18(-0.80 -5.01%) アルファベット(C) 1107.91(+0.97 +0.09%) フェイスブック 187.89(-0.39 -0.21%) ツイッター 24.36(-0.24 -0.96%) テスラ 336.35(-0.06 -0.02%) アマゾン 1249.45(+2.58 +0.21%) エヌビディア 223.15(+1.15 +0.52%) ダウ採用銘柄 J&J 144.41(+2.52 +1.78%) P&G 91.39(-0.33 -0.36%) ダウ・デュポン 75.91(+0.75 +0.99%) ボーイング 318.21(+8.06 +2.60%) キャタピラー 166.78(+0.75 +0.45%) ユナイテッド 133.77(+0.95 +0.72%) ビザ 119.13(-0.21 -0.18%) ナイキ 63.85(-0.70 -1.08%) GE 18.42(+0.14 +0.77%) 3M 241.48(+1.69 +0.70%) エクソンモビル 87.02(-0.12 -0.14%) シェブロン 128.78(+0.25 +0.19%) コカコーラ 46.26(+0.26 +0.55%) ディズニー 110.50(+0.48 +0.44%) マクドナルド 173.17(-0.76 -0.44%) ウォルマート 100.68(-0.93 -0.92%) ホームデポ 192.13(+0.09 +0.05%) JPモルガン 109.24(+0.74 +0.68%) トラベラーズ 132.75(+1.30 +0.99%) ゴールドマン 253.53(+1.72 +0.68%) アメックス 100.72(+0.57 +0.57%) Uヘルス 224.77(+0.01 +0.00%) IBM 164.24(+0.77 +0.47%) アップル 174.76(+0.41 +0.24%) ベライゾン 52.03(+0.23 +0.44%) マイクロソフト 88.55(+0.27 +0.30%) インテル 44.07(-0.67 -1.50%) ファイザー 36.46(+0.01 +0.03%) メルク 56.64(-0.02 -0.04%) シスコ 39.86(-0.09 -0.21%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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