反発、主要産油国の動向を警戒して調整売りは限定的=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=61.73(+0.29 +0.47%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.29~0.31ドル高。石油輸出国機構(OPEC)加盟国の一部が不安定化していることで、供給減少が警戒されている。ベネズエラは財政破綻の危機にあり、ハイパーインフレに陥っているほか、イランの反政府デモは収束しているものの、米国のトランプ政権がイランに対する制裁を再開する可能性があることが警戒されている。

 時間外取引で2月限の下値は限定的で、61.95ドルまで強含む場面があった。通常取引開始を控えて伸び悩むと、通常取引序盤に61.34ドルまで軟化したが利益確定の売りは勢いを得ず、引けにかけては再び水準を切り上げた。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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