反発も、市場参加者乏しく60ドルの大台付近で模様眺め=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=59.84(+0.20 +0.34%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.18~0.20ドル高。その他の限月は0.07~0.16ドル高。リビアでパイプラインが爆発した後の高値圏を維持している。冬場の休暇シーズンで出来高は乏しく、値幅は狭かった。このパイプラインの修理は一週間程度で完了する見通しであるほか、原油漏れで停止していた北海油田のフォーティーズ・パイプラインの試運転が行われており、来年初めには本格稼働する予定だが、利益確定の売りは限られた。米エネルギー情報局(EIA)の週報に対する反応は目立たなかった。

 時間外取引で2月限は59.89ドルまで強含み。通常取引開始を控えて失速すると、通常取引序盤には59.44ドルまで軟化。ただ、前日安値付近に接近すると底堅くなり、プラス圏へ切り返して引けた。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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