NY株式22日(NY時間12:05) ダウ平均 24737.37(-44.92 -0.18%) ナスダック 6949.23(-16.13 -0.23%) CME日経平均先物 22865(大証終比:+15 +0.07%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。クリスマス休暇前で取引参加者も少なく動意薄の展開が続いている。取引は通常の7割程度だという。決算を発表したナイキが下げておりダウ平均を圧迫している。 午前中にトランプ大統領が米税制改革法案と1月19日までのつなぎの暫定予算案に署名したが、特に株式市場の反応はない。米税制改革に関しては成長を押し上げるかは見解が分かれてはいるものの、法人税減税で企業のフリーキャッシュフローが増え、増配や自社株買いなど株主への恩恵への期待感は強いようだ。 この日は幾つか経済指標が発表になっていたが、概ね良好な内容が多かった。しかし、市場の反応は限定的となっている。 ダウ採用銘柄ではナイキが3%下落しているほか、インテル、ユナイテッド・ヘルス、JPモルガン、ゴールドマンも下落している。一方、IBMやベライゾン、ダウ・デュポンが堅調。 ナイキは9-11月期の決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回ったものの、北米での販売が依然として苦戦が続いており嫌気されているようだ。 ナスダックも反落。インテル、エヌビディア、テスラ、アマゾンなど主力株は概ね軟調。 バイオ医薬品のセルジーンが下落。ろう胞性リンパ腫のフェーズ3の臨床試験で期待した目標値が得られなかったことが嫌気されている。 医薬品のイグナイタが70%超急伸。スイスのロシュが1株27ドルで買収すると報じられている。 スクエアやライオット・ブロックチェーンなどビットコイン関連銘柄の下落が目立っている。ビットコイン市場はクリスマス休暇に向けて利益確定売りが強まっており、一時1万1千ドルを割り込む場面も見られていた。18日につけた最高値から40%超下落しており、株式市場でも関連銘柄が下落している格好。 セルジーン 105.64(-2.24 -2.08%) イグナイタ 26.80(+11.25 +72.35%) スクエア 34.73(-1.14 -3.18%) ライオット 24.14(-3.46 -12.54%) アルファベット(C) 1060.82(-2.81 -0.26%) フェイスブック 176.94(-0.51 -0.29%) ツイッター 24.60(-0.45 -1.80%) テスラ 329.26(-2.40 -0.72%) アマゾン 1170.47(-4.29 -0.37%) エヌビディア 191.83(-4.06 -2.07%) ダウ採用銘柄 J&J 140.56(-0.50 -0.35%) P&G 92.16(+0.49 +0.53%) ダウ・デュポン 72.08(+0.44 +0.61%) ボーイング 294.71(-0.32 -0.11%) キャタピラー 155.56(+0.92 +0.59%) ユナイテッド 127.26(-0.05 -0.04%) ビザ 112.73(+0.32 +0.28%) ナイキ 62.50(-2.27 -3.50%) GE 17.44(-0.04 -0.20%) 3M 235.22(+0.44 +0.19%) エクソンモビル 83.79(-0.06 -0.07%) シェブロン 125.34(+0.52 +0.42%) コカコーラ 45.63(+0.03 +0.07%) ディズニー 109.49(-0.08 -0.07%) マクドナルド 170.90(-0.95 -0.55%) ウォルマート 97.87(-0.19 -0.19%) ホームデポ 187.72(-0.36 -0.19%) JPモルガン 107.09(-0.74 -0.69%) トラベラーズ 134.36(-0.08 -0.06%) ゴールドマン 259.27(-1.74 -0.67%) アメックス 98.58(+0.08 +0.08%) Uヘルス 218.99(-2.70 -1.22%) IBM 152.63(+1.13 +0.75%) アップル 175.06(+0.05 +0.03%) ベライゾン 53.42(+0.41 +0.76%) マイクロソフト 85.16(-0.35 -0.40%) インテル 46.12(-0.64 -1.37%) ファイザー 36.09(-0.15 -0.41%) メルク 56.25(-0.36 -0.63%) シスコ 38.54(+0.01 +0.03%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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