ユーロ円は高値から１５０ポイント急落＝ＮＹ為替チェック

　ＮＹ時間の終盤になってユーロ円は１３２円台前半と本日の安値圏で推移している。この日のＥＣＢ理事会を受けてユーロ自体が戻り売りに押されているほか、ドル円も後半になって下げを加速させていることから、ユーロ円にとっては二重の逆風が吹いている状況。

　きょうは高値から１５０ポイント急落しており９月以降、強い上値抵抗となっていた１３４．５０水準の突破は再びお預けとなっている。

　一部報道によると、ＥＣＢの少数派はきょうの会合で、インフレが加速を続ける場合に金融緩和を巡る文言を変更する可能性を示唆することを希望したと伝えていた。政策メッセージに景気見通しの改善を考慮に入れる文言の挿入を求めたが、議論は盛り上がらず試みは成功しなかったという。

　目先は１００日線が１３１円台後半に来ており下値サポートとして意識される。

EUR/JPY　132.27　EUR/USD　1.1794　EUR/GBP　0.8775

minkabu PRESS編集部　野沢卓美
 

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