下落、IEAの需要見通し下方修正を嫌気=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=55.70(-1.06 -1.87%)

 ニューヨーク原油の期近は下落。終値の前営業日比は、期近2限月が1.08~1.06ドル安。国際エネルギー機関(IEA)が月報で、石油価格の上昇と比較的穏やかな冬期の気候を背景に需要見通しを下方修正し、利益確定の売りを誘った。2017年と2018年の需要見通しの伸びをそれぞれ日量10万バレル引き下げている。

 時間外取引の段階から12月限はじり安。通常取引開始後に55.18ドルまで一段安となった。引けにかけては下げ幅をやや縮小した。月末の石油輸出国機構(OPEC)総会に対する期待感が下値を支えた。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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