ドル円は前日のＮＹ時間の安値に顔合わせ　あくまで調整との見方根強い＝ＮＹ為替チェック

　きょうは市場全体に調整ムードが強まっており、ダウ平均も利益確定売りが強まる中、ドル円も戻り売りが強まっている。きょうのドル円は景気の先行き期待から一時114.20近辺まで上昇していたが、そこから７月高値の114.50水準を目指す動きも見せなかったことから見切売りが入っているものと思われる。この日の米住宅指標が強い内容だったものの反応は限定的だった。

　ドル円は113.50付近まで下げ幅を拡大しており、前日のＮＹ時間の終盤につけた安値に顔合わせしている。目先の下値サポートとしては、前日と前々日にサポートされた113.25付近が意識される。

　米国債利回りも序盤の上げを縮小する動きとなっているが、いまのところプラス圏では推移している。きょうはＮＹ時間に入って売りが強まっているものの、あくまで急ピッチな上昇からの調整との見方が根強い。

USD/JPY　113.52

minkabu PRESS編集部　野沢卓美
 

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