AT&Tが6日続落 携帯電話の増加数が他社と比べて見劣り=ダウ採用銘柄

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 AT&Tは6日続落。前日引け後に決算を発表しており、携帯電話契約者の増加数が11.7万件と予想通りで顧客離れを抑えることができたと説明しているものの、Tモバイルの81.7万件、ベライゾンの60.3万件と他社と比べて見劣りすることが嫌気されている。11月発売のアイフォーンXに期待。

 一方、ブロードバンド・サービスは有料テレビ契約者数が約39万件の減少となったものの、低価格の新規サービス「ディレクTVナウ」を含めれば9万件減に留まった。目下の課題はタイム・ワーナーの買収完了。854億ドル規模の買収たが、実現すれば電話・インターネットサービスの拡充の可能性が広がる。

(7-9月期)
・1株利益(調整後):0.74ドル(予想:0.74ドル)。
・売上高:397億ドル(予想:400.8億ドル)。
・携帯電話契約者の増加数:11.7万件(市場予想と一致)
・有料テレビ契約者数:約39万件の減少

(NY時間11:51)
AT&T 33.77(-1.09 -3.13%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美
 

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