【海外市場の注目ポイント】９月の米雇用統計など

　日本時間午後９時半に発表され９月の米雇用統計に市場の注目が集まっている。大方の予想では、失業率は前月の４．４％から変わらず、非農業部門雇用者数の伸びは前月の１５万６０００人増から８万人増に急減速するとみられている。ハリケーンによる労働市場への悪影響が懸念されているものの、９月の米ＩＳＭ製造業景況指数、９月の米ＩＳＭ非製造業景況指数とも、雇用指数が前月から上昇していた。今回発表される９月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想を上回れば、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の年内追加利上げのスタンスは変わらないとの見方からドルが買われる可能性がある。
　
　また、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）要人の講演も相次いで行われる。日本時間午後１０時１５分からボスティック米アトランタ地区連銀総裁、同７日午前１時１５分からダドリー米ニューヨーク連銀総裁、同７日午前１時４５分からカプラン米ダラス地区連銀総裁、同７日午前２時からブラード米セントルイス地区連銀総裁が講演する予定になっている。
　
minkabu PRESS編集部 

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