売り買い交錯、需要見通しが下値を支えるが節目が重い=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=49.91(+0.02 +0.04%)
ブレント先物11月限(ICE) 55.48(-0.14 -0.25%)

 ニューヨーク原油の期近は高安まちまち。終値の前営業日比は、期近2限月が0.09ドル安~0.02ドル高。先週、石油輸出国機構(OPEC)や国際エネルギー機関(IEA)が需要見通しを上方修正したことが引き続き下値を支えたが、上値では実需のヘッジ売りが入り方向感が限定された。今月から季節的な定期改修に入る製油所があり、原油の消費量が減少に向かうことも相場の重し。米エネルギー情報局(EIA)が発表した掘削生産性報告(DPR)はあまり材料視されなかった。

 時間外取引で10月限は50.33ドルまで上昇した後、通常取引開始を控えて伸び悩むと49.19ドルまでマイナス転換した。ただ、売りは長続きせず下げ幅を消して引けた。

                               (みんかぶ) 

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