NY株式10日(NY時間12:20) ダウ平均 21909.20(-139.50 -0.63%) ナスダック 6253.66(-98.67 -1.55%) CME日経平均先物 19475(大証終比:-235 -1.21%) きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅に続落している。ワシントンと平壌の間で舌戦が繰り広げられる中、市場は北朝鮮問題のテールリスクに敏感になっている。 4-6月期の決算を通過してもなお米株式市場は最高値更新が続き足元は過熱ぎみにもなっていた。夏休みシーズンで市場参加者も少なくなる中、北朝鮮問題が利益確定売りのきっかけを作ってしまったようだ。 また、この日発表になった百貨店の決算が既存店売上高は予想ほどの落ち込みではなかったものの、なお先行きが不透明との見方が広がっていることも全体を圧迫している。 ダウ平均は一時150ドル近くまで下落し、2万2000ドル台を下回った。ほぼ全面安といった中、銀行株やIT・ハイテク株の下げがきつい。 ダウ採用銘柄ではゴールドマンやJPモルガンが下落しているほか、アップル、キャタピラー、ウォルマートも軟調。一方、マクドナルドやコカコーラが上昇している。 ナスダックは続落。アマゾン、アップル、エヌビディア、アルファベットなど主力のIT・ハイテク株は揃って下落している。 百貨店の決算が開始しており、きょうはメーシーズとコールズが取引開始前に4-6月期の決算を発表した。既存店売上高は減少したものの市場の予想ほどは落ち込まなかった。ただ、市場を安心させるには不十分との見方のようだ。 メディア大手の21世紀FOXが上昇。前日引け後に決算を発表しており、売上高は予想を下回ったものの利益が予想を上回ったことが好感されている。広告収入が伸びたほか、ケーブルTVの加入者数も減少しなかった。 ジェネリック医薬品のペリゴが商いを伴って大幅高となっている。4-6月期の決算を発表しており予想を上回ったことが好感されている。通期見通しも上方修正した。 メーシーズ 21.03(-2.00 -8.68%) コールズ 39.25(-2.68 -6.39%) ペリゴ 77.38(+11.01 +16.59%) 21世紀FOX 27.73(+0.22 +0.80%) アルファベット(C) 910.50(-12.40 -1.34%) フェイスブック 167.72(-3.46 -2.02%) ツイッター 15.90(-0.25 -1.52%) テスラ 360.13(-3.40 -0.94%) アマゾン 961.02(-20.99 -2.14%) エヌビディア 166.62(-5.49 -3.19%) ダウ採用銘柄 J&J 133.23(0.00 0.00%) P&G 91.96(+0.04 +0.04%) デュポン 80.28(-1.05 -1.29%) ボーイング 233.66(-0.65 -0.28%) キャタピラー 113.10(-1.24 -1.08%) ユナイテッド 117.10(-0.10 -0.09%) ビザ 99.83(-1.14 -1.13%) ナイキ 59.43(-0.47 -0.78%) GE 25.48(-0.23 -0.89%) 3M 206.36(-0.12 -0.06%) エクソンモビル 79.11(-0.33 -0.41%) シェブロン 110.54(-0.35 -0.32%) コカコーラ 45.73(+0.14 +0.31%) ディズニー 101.88(-0.95 -0.92%) マクドナルド 156.40(+1.48 +0.96%) ウォルマート 80.85(-0.76 -0.93%) ホームデポ 154.80(-0.46 -0.30%) JPモルガン 92.67(-0.86 -0.92%) トラベラーズ 129.63(-0.52 -0.40%) ゴールドマン 227.08(-3.93 -1.70%) アメックス 84.86(-0.83 -0.97%) Uヘルス 193.09(-1.74 -0.89%) IBM 141.77(0.00 0.00%) アップル 157.75(-2.68 -1.66%) ベライゾン 48.06(-0.16 -0.33%) マイクロソフト 71.84(-0.63 -0.87%) インテル 36.45(-0.14 -0.38%) ファイザー 33.41(-0.04 -0.12%) メルク 62.30(-0.19 -0.30%) シスコ 31.40(-0.22 -0.70%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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