ペリゴが大幅高 市販の処方薬が好調=米国株個別

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 ジェネリック医薬品のペリゴが商いを伴って大幅高となっている。4-6月期の決算を発表しており予想を上回ったことが好感されている。通期見通しも上方修正した。

 ジェネリック医薬品の値下げによる逆風の中で、今回の決算はかなりサプライズだったようだ。米国内では自社ブランドの市販の処方薬が好調だったほか、メキシコも好調だったことがその逆風を相殺している。

 物言う株主の投資会社スターボードが大株主に表れ、それに伴ってヘンドリックソンCEOは既に辞任を表明している。新たなCEO待ちとなっているが、新たなCEOのもとで市販の処方薬など非中核ビジネスのパフォーマンスが重要な鍵となりそうだ。

(4-6月期)
・1株利益(調整後):1.22ドル(予想0.92ドル)
・売上高:124億ドル

(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.45~4.70ドル(予想4.28ドル)

(NY時間11:36)
ペリゴ 78.88(+12.51 +18.85%)

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
 

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