NY株式28日(NY時間14:28) ダウ平均 21805.04(+8.49 +0.04%) ナスダック 6375.98(-6.21 -0.10%) CME日経平均先物 19965(大証終比:+15 +0.08%) NY時間の終盤に入ってダウ平均は前日付近での推移が続いている。前日引け後に発表になったアマゾンの決算が予想を下回ったことでIT・ハイテク株に売りが先行しダウ平均も下げて始まった。ただ、売りが一巡すると買い戻しも入り前日水準に戻している。 アマゾンは1株利益が予想の約3分の1以下だったが、これに関しては見解も分かれている。これまで積極的な投資で赤字決算を続けていたが、市場はアマゾンの成長を買っていた。小売り大手の買収や技術革新など現在もなお積極的な投資姿勢に変化はない。企業がなお高成長に向けて活発に動いている証拠との見方もあるようだ。さすがにきょうの株価は下落しているものの、決算の内容の割にはしっかりとしているようだ。 朝方、第2四半期のGDP速報値が発表になっていたが、第1四半期からは伸びが拡大したものの予想は下回った。インフレ鈍化の傾向も示されている。ポジティブな見方は少なく、ドル安のほか米国債利回りも下げていることから銀行株が軟調な動きをしており相場を圧迫している。 また、きょうはアルトリアなどたばこ株の下げが目立っている。FDAがニコチン含有量を非依存症の水準まで低下させることを目指すとの発表したことが嫌気されている。 ダウ採用銘柄ではエクソンモービルやGE、デュポンが下落。マクドナルドやIBMも軟調。一方、決算を受けてインテルが上昇しているほか、シェブロン、アメックスも堅調。 ナスダックは下落。決算を受けてアマゾンが下落しているほか、アップルが軟調。一方、フェイスブック、エヌビディア、ネットフリックスが上昇している。 インテルは前日引け後に決算を発表しており売上高、1株利益とも予想を上回った。通期見通しも上方修正している。PC市場は縮小傾向にあるものの、販売価格引き上げが奏功しPC用プロセッサー部門の売上高は12%増加した。 スターバックスが大幅安。前日引け後に4-6月期の決算を発表しており、中国や北米が冴えず既存店売上高が予想を下回った。業績が振るわない紅茶専門店「ティバーナ」の379店舗全店の閉店計画も発表。 スターバックス 53.72(-5.79 -9.72%) アルトリア 66.36(-7.60 -10.27%) アルファベット(C) 940.91(+6.82 +0.73%) フェイスブック 172.71(+2.27 +1.33%) ツイッター 16.75(-0.09 -0.51%) テスラ 336.67(+2.21 +0.66%) アマゾン 1026.03(-19.97 -1.91%) エヌビディア 164.85(+3.11 +1.92%) ダウ採用銘柄 J&J 131.67(+0.84 +0.64%) P&G 90.09(-0.59 -0.65%) デュポン 83.85(-0.74 -0.87%) ボーイング 241.68(+0.68 +0.28%) キャタピラー 113.88(-0.49 -0.43%) ユナイテッド 118.60(-0.09 -0.08%) ビザ 99.07(-0.50 -0.50%) ナイキ 58.64(+0.49 +0.84%) GE 25.47(-0.33 -1.26%) 3M 199.26(-0.79 -0.39%) エクソンモビル 79.24(-1.59 -1.97%) シェブロン 108.11(+2.00 +1.88%) コカコーラ 45.95(-0.18 -0.38%) ディズニー 109.73(-0.27 -0.25%) マクドナルド 155.65(-1.30 -0.83%) ウォルマート 79.62(-0.16 -0.20%) ホームデポ 147.95(+0.22 +0.15%) JPモルガン 91.47(-0.08 -0.09%) トラベラーズ 127.16(+1.28 +1.02%) ゴールドマン 223.24(+1.76 +0.79%) アメックス 84.94(+1.09 +1.30%) Uヘルス 190.88(+1.95 +1.03%) IBM 144.03(-1.04 -0.72%) アップル 149.95(-0.61 -0.41%) ベライゾン 47.63(-0.18 -0.38%) マイクロソフト 73.11(-0.05 -0.07%) インテル 35.10(+0.13 +0.36%) ファイザー 32.99(-0.01 -0.03%) メルク 63.78(+0.09 +0.14%) シスコ 31.52(-0.06 -0.17%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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