来週の英MPCは6対2で据え置きか=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 NY時間に入ってポンドは対ドルで買いが優勢となっており、1.31台に上昇している。一連の経済指標を受けて為替市場はドル売りが強まっておりポンドドルも買われている。一方でポンド円はドル円の下落に相殺されて145円台半ば付近での上下動が続いている。

 ポンド自体の動意はなく、来週のイベント待ちといったところのようだ。来週は英中銀政策委員会(MPC)やインフレ報告、そして、PMIの発表なども予定されている。

 MPCに関しては今月発表の英消費者物価指数が予想を下回る内容だったこともあり、金利は据え置きが見込まれている。政策委員の投票行動はフォーブス委員が退任したことから6対2との見方も有力。

 注目はインフレ報告とカーニー総裁の会見になるであろう。早期利上げに含みを残す内容であればポンド買いの反応も想定される。

GBP/USD 1.3135 GBP/JPY 145.57 EUR/GBP 0.8944

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
 

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