ドル円は113円台前半での推移続く 明日は米CPI=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 NY時間の午後に入ってドル円は113円台前半での推移となっている。先ほどの米30年債入札を受けて、米国債利回りは上げ幅を拡大したものの、一時的な動きに留まっている。ドル円も10日線が控える113.40水準が重かったことから一旦、伸び悩む動きとなっているようだ。

 イエレン議長の議会証言も通過し、いよいよ明日は注目の米消費者物価(CPI)の発表を向かえる。予想ではコア指数で前年比1.7%と前回と変わらずが予想されている。前月比では0.2%増。

 CPI(コア指数)は今年に入って鈍化傾向を強めており、前年比では4ヵ月連続で鈍化している。市場では今回は鈍化傾向も一服するのではとの期待も出ているようだが、前回と伸びは変わらずが予想されている。エコノミストもインフレには慎重なようだ。

 前年比で1.7%か1.8%が予想の中心で、1.8%が出ればドル買い戻しの反応も見られそうだが、概ね予想は2対1といったところ。

USD/JPY 113.24

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美 

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