【これからの見通し】ドル高に急転換、週末控えて維持できるか見極め 米FOMCを挟んでドル相場は目まぐるしい方向転換をみせた。事前の米物価統計や小売売上高が弱かったことでドル売りが強まったが、FOMCで年内3回の利上げ姿勢が堅持されたことが次第にドル相場を下支え、下げ渋りからドル高方向へと転じている。NY連銀指数などセンチメント系指標が強かったことにも敏感に反応していた。 ただ、米株は高値圏で利益確定売りに押されたほか、原油相場も安い。また、米債利回りの上昇には、昨日の英中銀でのタカ派の票割れを受けた英国債利回り上昇がきっかけとなった面もあったようだ。強弱材料が混在するなかでのドル円を中心としたドル高相場には、フロー主導の面もありそうだ。きょうは週末を控えているが、このドル高相場が来週に向けても継続するのかを見極める一日となりそうだ。 きょうはユーロ圏消費者物価指数・確報値(5月)や米住宅着工件数(5月)・住宅建設許可件数(5月)、ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(6月)などの発表が予定されている。ユーロ圏の消費者物価では前月比がマイナスに転じる見込みとなっている。このところのインフレ鈍化傾向が確認されそうだ。一方、米住宅指標は前回からの伸びが予想されている。ミシガン大指数は前回並となる予想だが、最近の小売売上高の伸び悩みの影響がでるのかどうかを確認したい。 みんかぶ「KlugFX」 松木秀明
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