16日の東京外国為替市場は、前日海外市場で進んだドル高円安の流れが継続し、しっかりの展開となった。ドル円は昨日のNY市場で頭を抑えた111円手前の売りをこなし、朝方に111円台を回復。その後米債利回りの上昇などに支えられて111円27銭近辺まで上値を伸ばした。その後、利回りの上昇が一服し、ドル高円安の動きも収まったが、日経平均が後場寄りで2万円超えを付けるなど、株高の動きが広がたこともあり、しっかりの展開に。 もっとも、東京株式市場が引けにかけて上げ幅を縮め、19900割れまで値を落とす中で、111円10銭を割り込むところまで調整が入るなど、111円台での買いは安定感のあるものではない。 日銀金融政策決定会合は現状維持を決定。声明も目新しさはなく、ほぼ想定通りとなった。ドル円は発表直後のブレは少し見られたが、総じて値幅は限定的。市場はこの後の黒田日銀総裁による会見で出口戦略についてどのようなコメントをしてくるのかなどに注目している。 ドル円以外の主要通貨も小動き、ユーロは1.1140代を中心にした推移となった。 昨日英中銀金融政策会合(MPC)で利上げを主張するメンバーがこれまでの一人から3人に増えたことを受けて進んだポンド買いの流れもあり、ポンドドルは1.27台後半でしっかり。もっともMPC直後の高値を付けきれておらず、値幅が限定的。 みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
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