アジア株 総じて小動きも上海株は堅調

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:24現在
香港ハンセン指数   25974.16(-22.98 -0.09%)
中国上海総合指数  3140.33(+38.20 +1.23%)
台湾加権指数     10209.99(+3.81 +0.04%)
韓国総合株価指数  2360.14(-8.48 -0.36%)
豪ASX200指数    5667.17(-0.30 -0.01%)
インドSENSEX30種  31186.97(-3.59 -0.01%)

 7日のアジア株は、総じて小動き。8日に英総選挙、欧州中央銀行(ECB)理事会、FBIのコミー前長官の議会証言などの重要イベントを控えている中、市場間で方向性を欠く動きとなった。そのなかで上海市場は上昇。中国人民銀行による資金供給などが好感されたもよう。

 上海総合指数は続伸。酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国農業銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、スーパーマーケットの永輝超市、鉄鋼メーカーの宝山鋼鉄、医薬品メーカーの康美薬業が買われた。
   
 香港ハンセン指数は反落。序盤に2年ぶりの高値圏まで上昇した後、利益確定の売りに押された。銀行大手の中国建設銀行、通信サービスのテンセント・ホールディングス、不動産会社のサンフカイ・プロパティーズ、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)が売られた。
   
 豪ASX200指数は横ばい。堅調な第1四半期の豪国内総生産(GDP)を受けて、買い戻しの動きから下げ渋った。電気通信サービス、ヘルスケアが上昇、生活必需品、不動産が下落した。通信会社のボーカス・コミュニケーションズ、補聴器メーカーのコクリアが買われる一方で、多角経営企業のウェスファーマーズ、不動産開発のセンターグループが売られた。 

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