一連の米指標への反応は限定的 ドル円は110円台半ば=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 先ほど発表になったISM非製造業景気指数を始め、一連の経済指標を受けて為替市場の反応は限定的となっている。ドル円は110円台半ば、ユーロドルは1.12台半ばと指標発表前からほぼ変わらず。

 ISM指数は予想を若干下回ったものの、予想の範囲内。新規受注は前回から低下したものの、前回分がかなり高かった反動も出たものと思われる。一方、雇用の方は強い数字となっており、労働市場の力強さを裏付けている。

 ただ、他の新規製造業受注や耐久財受注の確報値とあわせると全体的に弱めの数字ではある。

USD/JPY 110.48 EUR/USD 1.1249

※ISM非製造業景気指数(5月)詳細 
総合   56.9(57.5)
事業活動 60.7(62.4)
新規受注 57.7(63.2)
雇用   57.8(51.4)
入荷遅延 51.5(53.0)

仕入価格 49.2(57.6)
輸出   54.5(65.5)
輸入   48.5(53.0)

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
 

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