ドル円はNY時間に入って買い戻しが優勢となっており111円台に戻している。一連のトランプ大統領のロシア疑惑で、前日から市場はリスク回避の雰囲気を強めている。為替市場ではドル売り・円買いが強まり、本日のドル円は一時110円台前半まで急落していた。 ロンドン時間の欧州株も大幅安となっていた中、NY時間に入って、前日急落していた米株式市場の動きが注目されたが、寄り付きこそ売りが先行したものの、その後は買戻されプラス圏に浮上している。ドル円も安心感から買い戻しが膨らんでいるようだ。今週に入ってドル円は350ポイント急落しており、急ピッチな下げにやや行き過ぎ感も出ていた。 ただ、トランプ騒動は当面続きそうで、米司法省は前日、大統領選へのロシア関与疑惑をめぐる捜査について、特別検察官にミュラー元FBI長官を任命した。トランプ大統領はツイッターで「米史上最大の魔女狩りだ」と非難。トランプ大統領の弾劾の可能性を含め、しばらく情勢は混沌としそうだが、市場が早期に落ち着きどころを見つけ出せるかが最大の注目と思われる。 ドル円は111円台まで戻しているが、上値ではまだまだ戻り売り圧力は強そうで、落ち着かない展開が続いている。目先の上値抵抗としてはロンドン時間の朝方に上値を拒んだ111.40付近が意識される。 トランプ騒動で6月の利上げ期待がやや後退しているが、このあと日本時間の2時台に、メスター・クリーブランド連銀総裁の発言が予定されており注目される。 USD/JPY 111.10 みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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